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【 偲ばるる 北前船や 葉月風 】(しのばるる きたまえぶねや はづきかぜ)}
金沢市の北西に位置する大野港に「お台場公園」があります。
直ぐ傍に「からくり記念館」があり、文政の頃に医師でもあり、洋算を教えながら「ゼンマイ仕掛けの蛙」や「水素ガスで飛ぶ鶴」、「ライター」、「ピストル」などを発明したと言われる「大野弁吉」のあれこれを知ることが出来ます。
この公園に設置された「北前船風」のモチーフから「カタカタ音」が聞こえたので注目すると、船の帆が金属の鎖で作られていて、それが海風に揺らされて鳴る音であることがわかりました。
北海道までの海路往来、当時の苦難に思いを馳せた次第です。
※1「葉月風」: 9月(陰暦の8月)上旬から10月上旬の頃に吹く風
※2「大野弁吉」: 1861年京都に生まれた(文中記載の)発明家、西洋医学、理化学、天文学、絵画、彫刻、蘭学を学び対馬、朝鮮にも渡ったとされる
《2026.09.02撮影・09.03投稿》
【 大筒に 秋雨満たし 浜しずか 】(おおづつに あきさめみたし はましずか)
金沢市の大野港に設置されている「御台場の大筒」には、先日来の豪雨により、砲身の中は雨水で満たされていました。
ここ「大野御台場」は、鎖国が黒船の来航によって騒然としてきた文政4年(1607)頃、幕府は加賀藩に対し海防を厳にするよう命じました。
同14年(1817)に藩が海岸の要所に「御台場」を築き、その後「寺中御台場」や「「畝田御台場」のほか「金石御台場」を造成し、新式の「大小砲」を採用・造成して海の守りに努めました。
訪れた時は砲身の中に雨水が満たされていて、海が凪いでおりとても静かで、平和のありがたさを感じたひとときでした。
※「大筒」: 大砲のこと
《2026.09.02撮影・09.04投稿》
《お願い》
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【 駅降りて 秋空仰ぐ 悠の塔 】(えきおりて あきぞらあおぐ ゆうのとう)
JR金沢駅の「金沢港口」を出ると真っ青な秋の空が迎えてくれました。
これと反対側出口「兼六園口」は「鼓門」が有名ですが、この出口エリアには新たな発見をすることが多く驚きます。
構内には巨大なモニュメントが建っていて、「金沢市制百周年記念事業」の一環で1991年に建てられたことがわかりました。
地元出身の造型作家「蓮田 修吾郎」氏の作品で「悠よう」(ゆったりと風に舞い上がる)の意味だとか・・・。
この形は「石川」と言う文字、カタカナの「カナザワ」、「能登半島の形」等々、市民、観光客それぞれの捉え方も様々ですが、訪れた際にはぜひ旅の記念の「パシャリ!」をお忘れなく!!
※1:「悠の塔」: 「ゆうよう」と名づけられた「塔」のこと
※2「鼓門」: 先に投稿の文参照
《2026.09.05撮影・投稿》
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