<今日の一枚と一句>「その62(2026.08.05~)」

【 梅雨あがり 蔓のたくまし 軒の影 】(つゆあがり つるのたくまし のきのかげ)

 北陸地方の梅雨もようやくあがり、金沢観光の人気スポットのひとつ「ひがし茶屋街」近くにある観音町(旧町名復活)の通りは、江戸時代末期からの町家建築が多く点在する通りです。

 「ひがし茶屋休憩館」の隣にある町屋、軒先には数多くの植物が植わっていて、梅雨の期間中に幹回りがひと回り逞しくなった感じがします。

 今年の梅雨は例年の雨量よりはかなり少なかったと感じていますが、その間、水やりなど家人のお世話により大切に育てられたのかと・・・。

 「カラスウリ」や「筆柿」、「大文字草」など、珍しい草木が逞しく育っていて、外国人観光客が好む撮影スポットとしても人気があります。

 なお、この先にある「観音院」の法要(「四万六千日」)が、旧暦の7月9日(今年は8月21日)につとまり、大勢の方がお参りに訪れ、この通りも相当の賑わいをみせてくれます。

 ちなみに「蔓のたくまし」という表現は、町屋の静けさの中でそっと息づく生命の勢いを、過不足なく伝える力を持たせたかったので、この表現を用いることにしました。


※1「ひがし茶屋休憩館」: 先に投稿の文参照
※2「観音院」「四万六千日」法要: 先に投稿の文参照


《2026.08.04撮影・08.05投稿》