<今日の一枚と一句>「その67(2026.10.19~」

【 主計町 和服の人の 愁思かな 】(かずえまち わふくのひとの しゅうしかな)

 金沢三茶屋街のひとつ「主計町=かずえまち」の昼下がり、和服姿が似合う若い女性の歩く姿を多く見かけました。

 最高気温が27℃と、とても暖かい日でしたが、明日からは荒れた天気になるとの予報です。

 (ひいき目に見て気温はさほど下がらないような気がしていますが・・・。)

 「ひがし茶屋街」や「にし茶屋街」に比べて、和服姿で歩くことがとても似合う場所だと、私的にはそう思っています。

 その理由は、直ぐ傍にゆっくりとした流れの「浅野川=(おんな川)」があることからかも~・・・と。


※1「主計町」: 文中説明のほか、先に投稿の文参照
※2「愁思」: 秋の頃のもの思い (秋は哀れさ、寂しさを感じやすい)


《2026.10.19撮影・投稿》






【 毬栗の 毬のみ残る 長屋跡 】(いがぐりの いがだけのこる ながやあと)

 金沢城内に「四十間長屋跡」と書かれた札が立ってています。

 当時城内には「三十間」「四十間」「五十間」「七十間」「九十間」と、多種の「長屋」が建っていたことが文献に記されています。

 現在は「三十間」(国の重要文化財)「五十間」(再建)長屋を見ることが出来ますが、「長屋」は「各種保管庫」であり戦いの時には「城壁」の役目をも持った建屋です。

 「長屋」(人が住む長屋とは異なる)の跡に栗の毬が一つ落ちていて、ふと季節と歴史の移ろいにしばし思いを馳せた次第です。


※1「毬栗」: 秋野季語(茹でて食することが出来る)
※2「毬」: 栗の実を包んでいる棘だらけの殻


《2026.10.21撮影・投稿》