<今日の一枚と一句>「その30(2025.04.16~04.29」

【 散る花の 襷をつなぐ 躑躅かな 】(ちるはなの たすきをつなぐ つつじかな)
ここ数日の強風で、(遅咲きの桜の一部を残して)見事なまでの「桜吹雪」・・・ほぼぼぼ散ってしまいました。
綺麗に咲いて人々を楽しませてくれた今年の桜、少し寂しいですが、きっと来年も・・・・と「玉泉院丸口」辺りを散歩すると、いつの間にか「躑躅=ツツジ」が咲き始めていて驚きました。
まるで、「あとは頼んだよ~躑躅さん」と言ってタスキを渡したかのような・・・。
例年よりも少し早い咲き初めと思ったので尚更のこと、嬉しくて・・・・。
この後は「玉泉院丸庭園」前から「鼠多門」にかけて、「天橋立」の龍のように伸びる見事なツツジの行列と彩に期待したいと思います。
なお、今日も外国人観光客の姿を多く見かけました。クルーズ船が三隻入港するとはニュースで知っていたのですが、内1隻は強風のため金沢港への接岸を止めたとのこと。
とても仲のいいカップル・・・聞き漏れた話では、新婚旅行で日本に来た二人、なんと5週間というから驚き!! 長期間滞在するという・・・幾久しくお幸せに~~!!
※1「散る花」: ここでは「桜」の意
※2「躑躅」: 「ツツジ」皐月(5月)に咲くことからその名がついたとも言われる「サツキ」は「ツツジの一種(花期は異なる)」
※3「玉泉院丸庭園」「鼠多門」: 先の投稿文参照
《2025.04.16撮影・投稿》
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【 春花粉 城の石とて くさめかな 】(はるかふん しろのいしとて くさめかな)
よく晴れて気温は夏日に近い数値まで上昇した金沢市内、こうなると気になるのが「花粉の飛沫状況」・・・金沢城内を散策していく中、「くさめ=くしゃみ」と同時に鼻をかむ音があちこちから聴こえてきました。
日本人のくしゃみは「ハクション!!」と聞こえて、文字表現も同じだと・・・。しかし、諸外国人のくしゃみのほとんどは「アチュー(achoo)」と言う文字の綴りと音?を示すとのこと(^^;
むしろ、日本の「ハクション!!」が異音であり文字表現とさえ言われているとか・・・。
ぶらぶら歩きをしている途中に、少し変わった形の石(石垣の石)を見付けたので、「パチリ!!」ました。
最初、石の印象は「笑う石」・・・・。
(くしゃみを沢山見聞したからか)「くしゃみが出るのを堪えている石」又は「くしゃみが出る寸前の石」・・・と、想像がどんどん膨らみましたが、いずれにしても、今しばらくは「花粉の季節」辛いけど、「石垣の石」も含めて、今しばらくは我慢・ガマンの時ですかね~~(笑)
※1「城の石」: 城壁などの石垣の石
※2「くさめ」: 俳句では「くさめ」と表現する(もともと「くさめ」と言うのは、それを止めるための呪文だったとか)
※3「この石の発見した場所」: 仲間内の「クイズ」に出したので、しばらくは内緒
《2025.04.17撮影・投稿》

【 白鳥や 荷風忌前に 清めかな 】(しらとりや かふうきまえに きよめかな)
今日は27℃を超えた金沢市内、さすがにこの時期にいきなりこの暑さは堪えます。
外国人観光客は、半袖半ズボンの出で立ちが多かったですが、なぜか日本人は、この暑さにまだ対応しきれていないのか??ジャンパーやウール物を一枚余計に身に着けていて・・・。
ここ玉泉院丸庭園の「三段落の滝」付近に、一羽の「中鷺」が飛来して・・・。しばらく辺りを伺った後、ゆっくりとした歩調で「滝のぼり?」を始めました。
この様子を遠くから眺めていましたが、とても気持ち良さそうで、しかも羽根の力を最小限にに利用、エコな「滝のぼり」「水遊び」を楽しむ・・みたいな風にも見えてきて、まだクーラーの効いた玉泉院建屋(室内)に入る前でしたから、とても羨ましく感じた次第です。
「行く春」と「来る夏」の狭間、自然界とて少し戸惑いがあるやに感じたとても暑い一日でした。
※1「白鳥」: 「しらとり=白鳥(ハクチョウ)ではなく「中鷺=チュウサギ}だと思います」
※2「荷風忌」: 小説家「永井荷風」は四月三十日になくなり「荷風忌」と表現されます。
《2025.04.18撮影・投稿》


【 大手門 花も紫 蔓桔梗 】(おおてもん はなもむらさき つたききょう)
金沢城の 大手門から白鳥路にかけて、紫色の蔦日日草(ツタニチニチソウ=別名:蔓桔梗)が咲き始めました。
花の形は漏斗型で、先端が五裂していて少しねじれているのが特徴です。
聖徳太子によって制定された「冠位十二階」など、伝統的な日本の冠位制度においては、最上位の色として「紫」と、天皇を象徴する「白」とされています。
なお、ヨーロッパでも「紫」が皇帝や王家を象徴する色として用いられています。
もう少しすると、この紫色の小さな花が辺り一面に咲き誇る時が来ます。また、これと同じ頃に、この付近を流れる小川の水辺には、菖蒲や杜若、桔梗など、負けじと紫色の花が次々と咲きます。
城の正門「大手門」を飾るに相応しい「紫色の花」五月中旬頃まで楽しめますので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか・・・。
※1「大手門(跡)」: 城の北側に位置する正門(先に投稿文参照)
※2「蔦桔梗」: 文中記載の通り
※3「聖徳太子」: 603年に推古天皇の摂政
《2025.04.18撮影・04.19投稿》
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【 玉泉の 園を見下し 咲く彩を 社届けん 遠き路なり 】(ぎょくせんの そのをみおろし さくあやを やしろとどけん とおきみちなり)
玉泉院丸庭園から「色紙短冊積石垣」を経て「金沢城内」に至る階段通路は、先の能登半島地震の影響で、今まだ通行止めの措置がとられています。
これは「色紙短冊積石垣」に向かって左側の石垣の一部に膨らみが見られたため、調査・対策措置が取られることになったとか・・・・もちろん安全第一・最優先事項として、とても大事なことですが、「百万石回遊ルート」として整備されていた経路で、発災・被災からしばらく「いもり坂」からのルートさえも通行を止められていましたが、今は解除され、通ることが出来ます。
この「いもり坂」、一気に登り切るには相当きつく、坂の途中で小休止・息を整えたくなります。
地震前は、城内から「色紙・・石垣」「玉泉院丸庭園」「鼠多門」と社(尾山神社)までの路は階段が敷設されていて、比較的楽に上下出来ましたが・・・。
ちなみに「ブラタモリ」でも紹介された「色紙短冊積石垣」を観るためには、「いもり坂」をほぼ登り切った辺りに設置の案内板に従って階段を下り、再度この階段路を登ることとなります。
一枚目の写真は、この案内板付近から見た玉泉院丸庭園、二枚目は、「第六旅団(跡)」から城内に入る階段を登り切った付近に咲いていた「石楠花=しゃくなげ」で、(大輪が)とても見事に咲いていてとても綺麗です。
今日は「短歌風」にて失礼しました。
※1「玉泉」: 「玉泉院丸庭園」のこと、先の投稿文参照
※2「社」: ここでは、前田利家公とお松の方を祀る「尾山神社」のこと
※3「いもり坂」: 先の投稿文参照
※4「色紙短冊積石垣」: 先の投稿文参照
※5「第六旅団跡」: 先の投稿文参照
《2025.04.20撮影・投稿》
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【 松蝉の 声が止みたる 紺屋坂 】(まつぜみや こえがやみたる こんやざか)
全国的に夏日、真夏日といったニュースが届き始めて、今年の夏も暑くなりそうな予報が出てきました。
兼六園下のバス停から金沢城や兼六園に向かう市民や観光客の多くは、「紺屋坂」の両脇の
坂道(片方はお土産物屋が軒を並べ、反対側には何もない坂道と階段状の坂道)を歩きます。
先ほどまで「ギィギィ」と鳴いていた蝉(松蝉=春蝉)が、ピタリと泣き止んだかと思うと、かなりの高齢者の方達が「ゼイゼイ・ハーハー」と息を荒くして坂を登って来たからか・・・。
「蝉」は夏の季語で、初夏から盛夏、晩夏まで鳴き方や姿かたち、名前や種類の別によって、様々な句に登場し、今も詠まれているところ・・・。
「春蝉=はるせみ=しゅんせみ」「春の蝉」に並んで「松蝉=まつぜみ」と別の呼び方もあるが、日本で一番早く(四月下旬頃)鳴き声を聴くことが出来る「蝉」(黒く小さい体で羽根が透き通っている)だとのこと。
この坂道から望む石川橋と石川門は季節によって表情が変わり、時に定点写真を撮る場所の一つとしています。
※1「松蝉」: 文中記載のとおり
※2「紺屋坂」: 加賀藩御用(お抱え)の染物屋「紺屋」があったことに由来する坂とか
※3「季語」: 「晩春」(「蝉」のみは夏の季語)
《2025.04.21撮影・投稿》
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【 絵馬堂や 穀雨晴れ間に 詣でかな 】(えまどうや こくうはれま もうでかな)
今週末からは、ゴールデンウイークの前半が始まります。気になる天気予報では、全国的に晴れる日が多いとのこと。
毎年のことですが、この時期、有給休暇をうまく当てはめて長期の休暇取得と海外旅行の計画など日本民族の大移動が始動し始めます。
ふとした切っ掛けから、神社のお堂などに掲げられている「絵馬」(合格祈願とかの小さい絵馬とは異なる)に興味がわき、その絵の内容・物語・作者等々を調べるとともに写真に収めているところです。
(写真は「闕野神社=ガケノジンジャ」金沢市寺町1丁目)
ちなみに石川県は人口10万人当たりの「神社数」は、2021年現在で全国7位番目に多いとか。
社によっては、学術的な評価や価値の高いものや、著名な絵師による作など、それぞれあって、相当奥が深い分野ですが、詣でることで初めて出会うことのできる「絵馬」とのご縁を、これからも大事にしたいと考えています。(全国第一位は、島根県です)
※1「絵馬堂」: 神社のお堂内に「絵馬」(サイズ的な大小あり)が掲げられた場所
※2「穀雨」: 4月20日頃から5月初旬頃(二十四季節のひとつ=雨が諸々の穀物を潤し芽を出させる頃)
《2025.04.22撮影・投稿》
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【 蜜蜂や 花も実もある 職場かな 】(みつばちや はなもみもある しょくばかな)
春の花があちこちに咲き誇っています。蜜蜂や鳥たちの動きが盛んで、じっと観察するととても面白い・・・。
ミツバチが、一つの花に埋もれたかと思えば直ぐに反転してひょっこり顔を出し、次の花に飛び入ると、直ぐまた反転して次の花へ・・・と思いきや、先ほどの花に再び入り込んでいきました。
花が沢山咲いていて、驚いているのか嬉しいのか、いずれにしても蜜の収集に一生懸命に動いている様子に思いますが・・・。また、シマシマ模様の胴体が黄色い花粉に塗れて、とても可愛い姿は、いつまで眺めても飽きの来ないシーンです。
ここ金沢市大手町には、加賀藩の中級武士「寺島蔵人の屋敷」があり、その並びにある町家の軒先から見事な「モッコウバラ」が咲いています。(写真)
なお、同屋敷内には、「ドウダンツツジ」が有名で、毎年多くの方が訪れています。
※1「蜜蜂」: 春から夏は育児が盛んで、訪花活動も盛ん(めったに人を刺すことはしない)
※2「花も実もある」: 「外見が美しい」だけではなくて「内容も充実している」(職場)様
※3「寺島蔵人」: 先に投稿の文参照
《2025.04.23撮影・投稿》
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【 躑躅咲き たちまち時の 流れかな 】(つつじさき たちまちときの ながれかな)
一二週間前までは、二の丸御殿下の堀沿いに桜が咲いて、見物客が多かった桜並木には、いつの間にか「躑躅」の帯がつながって、そろそろ見頃を迎えます。
年齢を重ねるごとに季節、時の流れを速く感じるようになって・・・・。
「ジャネーの法則」、「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」という解説を見付けましたが・・・・よくわかりません。
高い年齢の人であっても「多忙な人」「暇な人」では、「1日」や「1時間」の感じ方に差があるようにも思いますし、「楽しいこと」「面白くないこと」で過ごす時間にも・・・・。
1日「24時間」、「1月30日」、「1年365日」の時間は(天文学上からの数値としては))万人にとって同じはず・・・・。
城内のあちこちに植した「躑躅の開花」を観て、「感ずる時の流れ」は人によってずいぶんと異なって感じているのだろうな~と、ふと物思いにふける「時間」を過ごした次第です。
※1「躑躅」: 季語は晩春、先に投稿の文参照
※2「二の丸御殿」: 下の本丸から「二の丸」に「御殿」を移設した、先の投稿文参照
※3「ジャネーの法則」: フランスの哲学者「ポール・ジャネ」が発案「ピエール・ジャネ」が著書で紹介した法則とか
《2025.04.24撮影・投稿》

【 加賀の城 花枝揺らし 百千鳥 】(かがのしろ はなえだゆらし ももちどり)
今日の金沢城内は、少し風が強く吹いていて、紅白に咲いたツツジや新緑の葉をつけた枝葉が大きく揺れています。
沢山の小鳥の囀り飛び交う姿や、喋々の飛ぶ姿も見えます。
風の影響で花や枝葉が揺れるのかと思っていましたが、小鳥が舞い降り、飛び立つ都度に風とは異なる揺れ方をしています。
今日はクルーズ船が入港したこともあって、沢山の外国人観光客の入城風景がみられます。
(写真は五十間長屋続門辺りから「菱櫓」に向けたアングルで撮影しました。)
鬱陶しい梅雨を迎える前、心地よい風と花鳥風月が堪能できる黄金週間であることを期待しているところです。
※1「加賀の城」: ここでは「金沢城」の意
※2「百千鳥」: 春の季節には、(いろんな)鳥がやってきて、囀っている様
《2025.04.25撮影・投稿》
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【 誘われて 彦三緑地が つつじかな 】(さそわれて ひこそりょくちが つつじかな)
金沢市の「彦三=ひこそ)」エリア内施設に会合があって出かけ、閉会の後に同僚から誘われて「こまちなみ保存区域」の一つ、「彦三」をぶらぶら散歩してきました。
ここは、「旧彦三一番町・母衣(ほろ)町区域」と称し、武士系の住宅が今でも多く残るところです。
一枚目の写真は「彦三緑地」の南門で、この中庭いっぱいに今が盛りと「ツツジ」が咲き誇っています。
ここには約72種1400本の躑躅が植えられていて、訪日外国人も多く訪れます。
(この「彦三緑地」に関しては、先に関連投稿した文などを参考として頂きたい。)
二枚目の写真は同緑地内に咲いているのツツジです。この園内にあるツツジの種類などを解説したパネルが建屋の中に掲出されていますので、興味のある方は、加賀藩武士の歴史的逸話や、花に関する学術的な解説などが詳しく掲出されていますので、特に今の季節がお薦めです。
※1「彦三緑地」: 先の投稿文参照
※2「母衣町」: 藩政期に「母衣衆」と呼ばれる「組地」があったことが町名の由来とか
※3「母衣衆」: 武士自身防御のための武具を付けた衆(弓矢や投石などから主に背中側を守る)ちなみに、尾山神社境内の前田利家公騎乗の銅像には、この(防御)武具姿が見られる
《2025.04.26撮影・投稿》
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【 虎杖や 構えの跡に そっと咲き 】(いたどりや かまえのあとに そっとさき)
金沢城の守りを固めるために、「内惣構」「外惣構」と二重の城郭を囲む構造の堀が造られて、その一部は今でも確認することが出来ます。
「内惣構」は利長公が、高山右近(キリシタン大名)「外惣構」は利常公が篠原一考に命じて造られたと言われています。
ここ「西内惣構堀」は、旧町名の「上松原町」から「尾張町二丁目」を経て「浅野川」まで
約1.6Kmで、城側に「土居」を盛り竹藪を配したと「石柱」に刻まれていました。
加賀百二十万石の金沢城が攻められたことはありませんでしたが、幕府や諸藩からの攻撃に備えての城下守備構造のひとつでしょう。
この総構跡を示す石柱は、(彦三町内に)住宅街の片隅にひっそりと建てられていました。その傍らに「虎杖」が春の陽光をいっぱい浴び育っていました・・・。
ちなみに、「虎杖=いたどり」は、山野や道端、土手沿いに群生します。春先の若芽は食用になる他、葉を揉んで傷口に着けると止血が出来て痛みを和らげることが出来ることから、「痛み取り」が「イタドリ」と名付けられる元となったとか・・・・。
※1「虎杖」: 文中記載の通り
※2「総構」: 先に投稿の文参照
《2025.04.26撮影・04.27投稿》
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【 城下町 やがて小雨が 花梨かな 】(じょうかまち やがてこさめが かりんかな)
長町武家屋敷跡に観光客が沢山訪れている黄金週間、周辺の観光パンフレットや市内観光地図などが置いてある「長町武家屋敷休憩館」の中庭に「花梨」の花が鮮やかに咲いています。
ここには「石榴(ざくろ)」や「山法師」が植えられていて、秋には実を付けますが、今の時期はそれぞれの花が楽しめます。
花梨酒にして楽しめる洋ナシほどの大きな実が成りますが、今は椿の花程のやや大きめの花、鮮やかなピンク色をしています。
去年は「石榴の花」は観られたものの、果実は一個も成らず、残念でしたが、今年は期待しているところ・・。
「この花は何ですか?」と外国人観光客に訪ねられることの多い「花」「果実」で、特に欧米系の方からの質問が多いと感じます。
東南アジア周辺では「カリン材」として産出され、家具やフローリング材として加工使用されていることもあって、特に珍しい木ではないのかも?
城下町を用水沿いにそぞろ歩いて、疲れたら「同休憩館」で一休みするのも良いかと思います。日が照った後少し雲が出てきたかと思ったら、霧雨に近い小雨が降ってきて、少し濡れた花も綺麗でした。
※1「花梨」: 文中記載の通り、実は甘酸っぱい独特の香りがする(生で食するより、シロップや酒、ジャムに加工する)
※2「長町武家屋敷休憩館」: 長町2丁目、観光ボランティアガイド「まいどさん」が常駐
《2025.04.28撮影・04.29投稿》
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【 犀川に 白波立つや 四月尽 】(さいがわや しらなみたつや しがつじん)
金沢市内を流れる二本の川(犀川と浅野川)の一本、犀川の夕焼けが綺麗でした。
四月は明日で終わり、明後日からは五月・・・。月日の経つのは早いもので、一年の三分の一が過ぎることになります。
慌ただしく過ぎていく時間、ここ犀川も、3月頃までは雪解け水の流れか水量も多く、また流れが速かったと・・・。
本来、今の時期は、ゆるりとした感じの川流れ、であったと思っていますが、水嵩こそ少ないものの、あちこちに「白波」が立っていて、心なしか流れが速いように感じました。
つい「よどみに浮かぶうたかたは・・・」と古文の世界へと誘われそうになりますが、とにかく時間の経過が早くて・・・・。
黄金週間の前半が終わり、3日間の平日があって、3日「文化の日」から後半の連休に入ります。
過ぎてしまえば、あっという間の出来事??かと、しかし、この期間に体験したことや学んだことは、人それぞれに思い出深きものとなって、出来れは「良き思い出」の一つとなって欲しいものですね・・・。
さてさて、明日は四月最後、五月前の一日「ぶらり散歩」に出かけることにしますか・・・。
※1「犀川」: 金沢市内を流れる川の中で一番川幅の広い川
※2「浅野川」: 先に投稿の文参照
※3「四月尽」: 「4月の終わり」の意
《2025.04.29撮影・投稿》
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2025年4月30日(水)から「その31」に移ります