〈今日の一枚と一句〉「その7(2024.05.04~05.18)
【 鯉幟 ふるまい酒や 西の茶屋 】(こいのぼり ふるまいざけや にしのちゃや)
五月晴れに恵まれた今日の金沢、沢山のイベントが市内各地に催されて、そのエリアごとの人出は、今年一番だっただろうと・・・。
浅野川には川中を鯉幟が泳ぐ「鯉流し」、西の茶屋街には「ふるまい酒」・・。観光客の中でも特に外国人の皆さまの笑顔、えがお、エガオ(^^♪
(西茶屋街には馳知事も応援に駆けつけられました)
また、金沢城公園内では「百万石菓子百工房2024」が開催されておりますが、お菓子以外のメニューも沢山あって、焼きそばやコロッケ等々と生ビール・・。
皆さんにはそれぞれ楽しいひとときを過ごされたようですね・・・。
※1「鯉幟」: 鯉のぼり
※2「写真」: 写真一枚目、西茶屋資料館前の芸妓さん、写真2枚目、浅野川に泳ぐ鯉流し風景
《2024.05.04撮影・投稿》
【 松の花 兜鎧ぞ 武家屋敷 】(まつのはな かぶとよろいぞ ぶけやしき)
金沢の武家屋敷界隈に植された「松」、今の時期は赤松の「雄花雌花」が盛りです。「アカマツ」の花言葉は「気高さ、気品」と「不老長寿」などで、昔から武家の屋敷に多く植樹されてきました。
今日は「端午の節句」、日ごろ見慣れた松も、「兜」や「鎧」で飾られているようにも見え、松葉の先端は「クロマツの比」ではなく鋭敏さを有することから、「帯刀、槍」のようにも見えたので「パチリ!」ました。
「スギ花粉」に遅れてやってくる「松の花粉」、植林本数や開花時期の違いもあってか、「スギ花粉の大量発生時期」や「対策」等があまりニュースになりませんが、同様にアレルギー症状を引き起こすとか・・・。
※1:「兜鎧ぞ」: 武家屋敷に似合う「兜」や「鎧」、はたまた「槍」や「刀」を身に纏っているような・・凛々しい姿
※2:「松の花」: 松(赤松)の雄花と雌花、季語は晩春(開花時期は4月~5月)
《2024.05.05撮影・投稿》
【 逍遙の 三文豪が 躑躅かな 】(しょうようの さんぶんごうが つつじかな)
「白鳥路」を歩くと数多くの彫刻作品が設置されており「金沢の三文豪(室生犀星、泉鏡花、徳田秋聲)の彫刻」にも出会うことが出来ます。
桜の花も終わり、代わりに躑躅(ツツジ)があちこちに綺麗に咲いています。
今日はGWの最終日、先日までの賑わいは、気温が少し収まったのにも関わらず散歩する人の姿は疎らでした。
写真左から(前記の並び順)文豪達も、この小径を幾度となく散歩されかと・・。
「明治の文豪」と言うと、すごく遠い過去のことと思ってしまいますが、この「白鳥路」は、昭和5年(1930年)に整備が完成、その当時の三文豪の年齢は、それぞれ、41才、57才、58才でした(^^)
※1「逍遙(しょうよう)」: 「散歩」のこと。「そぞろ歩き」など
※2「三文豪」: 文中に記述のとおり。
※3「躑躅」: ツツジ、花言葉は「節度」「慎み」等(花色により異なる)
※4「彫刻の眼鏡」: 文豪の彫刻の眼鏡部分がよく剥がされたとの記録有り。
ちなみに「散歩」は、室町時代の禅僧が、単なる腹ごなしとしてではなく、「坂や丘をあてどもなく歩く」(禅の修行の一部)、つまり、「目的を持たずに歩いていると何かしらの出会い、そのうちに新しい「道」が開ける・・・とかの意と、物の本に書いてありました。(室町時代「逍遙=散歩」はトレンディな言葉だったようですね。
《2024.05.06撮影・投稿》
【 今日も咲き 踊り習うて つるギキョウ 】(きょうもさき おどりなろうて つるぎきょう)
金沢城周辺のお堀跡、特に大手掘り辺りに「ツルニチニチソウ」が咲いていて、花の名の通り毎日次々と薄紫色の花が咲いて・・・今が見頃です。
今年の「金沢百万石まつり」(第73回)は、利家公役(俳優の仲村トオルさん)とお松の方役(俳優の夏菜さん)が行列のメーンイベントを飾ります。
6月1日(土)夕方から市民団体等が参加する「百万石踊り流し」の練習は、そろそろあちこちで始まる頃となりました。
写真の右の花、風にゆらゆらと揺れて、まるで左の花に踊りを教わっているような動きにみえて、「パチリ!」ました。
※1「つるギキョウ」: 「蔓日々草=ツルニチニチソウ」の別名、「日日草」に花の形が似ているが、花色は薄紫色なので区別がつきます。
※2「金沢百万石まつり」: 加賀藩祖「前田利家公」の金沢城入城を記念して毎年6月に開催され、今年は73回目となる。
※3「花言葉」: 「優しい追憶」「幼馴染」「思い出」等
※4「季語」: 晩春、(日日草は晩夏)
《2024.05.06撮影・04.07投稿》
【 紅白に 小葉鼠尾草の 飛翔かな 】(こうはくに こばみそはぎの ひしょうかな)
花名は「チェリーセージ」(シソ科の宿根草)で、和名は「小葉鼠尾草=コバミソハギ」と書き、春から秋まで咲き続け、育てやすいハーブです。
近日我が家に咲いて、魅せてくれています。
この花、鮮やかな紅白で、何か祝い事でも訪れるような気分に・・・・。
まだまだ蕾もあって・・・写真上部の緑の蕾が親鳥で、ようやく顔を出した小鳥に餌を与えている様子にも見えます。また、左の緑の蕾は、成長した子に、そろそろ飛び立つ(飛翔)時が来て、あれこれ口伝中・・・そんなドラマ(妄想?)が感じとれたので「パチリ!」ました。
※1「小葉鼠尾草」: 「こばみそはぎ」「禊萩=みそはぎ」の異名とも
※2「飛翔」: 空高く飛びめぐること、大きく発展して活躍することの意
※3「花言葉」: 「尊重」「知恵」など
※4: 「香り」: 葉や花が甘い香りがするが、用い方によっては毒性もあるとか・・。
※5「花姿」: 「鶴」を連想してしまいますが、鶴に紅色があるのは頭部の一部分のみ??ですね(^^;
《2024.05.08撮影・投稿》
【 咲いてなほ エゴの木の花 下を向き 】(さいてなお えごのきのはな したをむき)
21世紀美術館の北側、能楽美術館との間の植木で、白い蕾が下に垂れて、やがて白い花が星状に開花します。
21美は能登半島地震に伴う施設内被害があり、6月21日まで休止中です。
特に「展覧会ゾーン」「デザインギャラリー」等は同日まで閉鎖されます。
なお、現在利用可能なエリアは、「市民ギャラリーA及びB」「タレルの部屋」「アートライブラリー」「キッズスタジオ」「託児室」等ですが、利用時間の短縮措置がとられていたり・・・。
毎年綺麗に咲いて、市民を喜ばせてくれる花、心なしかいつもよりもっと下を向いて咲いているような・・・能登半島地震で被災された方々や家屋、また21美の施設が受けた傷、痛みを知っているのかも・・。
いつもより寂しそうな花の咲き方に思えて「パチリ!」ました。
※1「エゴノキ」: 「チシャノキ」「ロクロギ」と呼ばれますが、果実を口に入れると”えぐい”ことに由来する「エゴノキ」が一般的な呼び名
※2「木の用途」: 「将棋の駒」や「和傘のろくろ=傘の骨を束ねる部品=上下2個」
※3「下を向き」: 下向きの「蕾」が出来、花が開いても下を向きます・・。
《2024.05.09撮影・投稿》
【 躑躅や 城より白き 花のなき 】(てきちょくや しろよりしろき はなのなき)
毎年定点撮影の場所(橋爪門をくぐり坂上から菱櫓を望む位置)に行くと、写真のようなツツジが満開になっていたのですが、今年は残念ながら、その面影もないくらいに見事に跡形もなくなっていました・・・。
いつもの風景が、「あれ~?」って感じる違和感・・・あったものが突如なくなると、さてさてここには何があったっけな~などと、戸惑い、面食らう場面に時々出会います。
撮影のアングルは?絞りは?シャッタースピードは?・・・など、あれこれ悩んみながらも金沢城を訪れたリピーターさんからのため息が聴こえてきました。
当方のスマホのフォトライブラリーから探し当ててお見せ(投稿写真)した後、しばしお城談義タイムとなりました~(^^)
※1「躑躅や」: 「てきちょくや」とも読み、その後は「足踏みしたり」「立ち止まったり」しながら進む様子を表す熟語になります。
※2「城より白し」: 菱櫓から五十間長屋~橋爪門までは、鉛瓦や海鼠壁の色にお化粧されていて、その色はツツジと比べ物にならないですが、「城=白」のイメージが重なってしまいました(^^;
※3「花のなき」: いつも咲いていた花がなくなってとても寂しく感ずるの意
《2022.05.某日撮影・2024.05.10投稿》
【 泉野の 天満詣で 下萌ゆる 】(いずみのの てんまんもうで したもゆる)
金沢市内の西エリア、寺町には、名のとおり沢山のお寺さんが建立されています。「六斗の広見」の南側には、ひっそりとした森の一角にお社があります。
「玉泉寺天満宮」・・今は「泉野菅原神社」と呼称されますが、写真の案内板「白山詣双六」と書かれた板には、「かつて、藩主・庶民間に厚く信仰されていた前田利長(公)の正室永姫(玉泉院)の父である織田信長(公)を密かに祀っていたとされる」とあります。
今日の金沢は、よく晴れて清々しく、散歩が楽しめる一日となりました。
このお社が「白山双六」(QRスタンプラリースポット)では、5/8か所となるようです。
「ゆっくり散歩」には、超お薦めのコースです。お薦めします~。
※1「泉野の」: 野町~泉一丁目辺りまで・・妙立寺(忍者寺)付近を含むエリア
※2「天満詣」: 前田利家公の出は「菅原道真公」「梅鉢」・・・?
※3「下萌ゆる」: 「草の芽(新芽)」が萌え出てきた様子の意
《2024.05.11撮影・投稿》
【 搦手の 都忘れ花 海鼠壁 】(からめての みやこわすれか なまこかべ)
金沢城搦手門の南側に「都忘れ」の花が咲いていて今が真っ盛りです。
薄曇りから霧雨、小雨へと変化した城内、昼過ぎには本格的な降雨となった一日でしたが、国の重要文化財指定「石川門」の公開エリアを訪れる観光客、中でも欧米系外国人の入館がとても多いと感じました。
この花は、特に紫色の鮮やかさが、鉛瓦、海鼠壁などグレー系のカラーを背景にした場合、一段と存在感が増し、より引き立つように感じます。
報道機関が毎年採り上げる花は圧倒的に「桔梗」が多いですが、少し早い今の時期のshot!がお薦めかと思い「パチリ!」ました。
※1「搦手」: 正門(大手門)の裏手にあたる城門の一つ「搦手門」を指す。
※2「都忘れ」: 承久の乱(1221年~鎌倉時代)に敗れた順徳上皇が流刑先でこの花に心を慰められ「ひとときであっても都を忘れることが出来る」と言われたと伝わる。花言葉は、「しばしの慰め」「しばしの別れ」等
※3「海鼠壁」: 金沢城の壁に観られる特徴の一つで、漆喰の形が「海鼠=なまこ」に似ていることからの呼称とか・・・。
《2024.05.12撮影・投稿》
【 勲章の 様にも似たり 紫蘭かな 】(くんしょうの さまにもにたり しらんかな)
金沢城の石川門南側の一角に「紫蘭」が咲き始めました。
沢山の蕾が付いていますので、これからもっとたくさんの開花の様子を観るこ とが出来ると楽しみにしています。
先に「春の叙勲」が発令され各分野に功績顕著な方々に勲章が授与されたとの報道があったところです。
文化勲章のデザインは、橘(五弁の花の中央に三つ巴の曲玉が配される)が用いられ、京都御所紫宸殿の南庭の「右近の橘」と称されるなど古来から珍重されていることから等により採用されているとか。
写真の「紫蘭」をよく見ると、花弁の数や色合は見事であり、他のデザインに採用されても決して引けを取らない花姿と感じたので「ぱちり!」ました。
ちなみに、金沢城内での戦いはなく(攻められていない)、また石川県は太平洋戦争に関連した空襲をも受けていない県であり、約500年間、戦争による被害を受けていない、平和な時間を継続しています。
このまま永遠に平和であってほしいと願いつつ「紫蘭」の花を勲章に見立て、毎年凛とした姿を見せてほしいと思います。
※1「右近の橘」: 「左近の桜」に相対する。(御所「紫宸殿」正面の階段から見て右にあるのが「橘」、左が「桜」)、「橘=トキジクノカクノコノミ」とも呼ばれた。
※2「京都御所」: 794年(延暦13年)に平城京(奈良)より長岡京(京都府)を経て平安京(京都)に移されたのが始まり(明治天皇は、1869年(明治2年)に東京に移られた)
※3「紫蘭」の花言葉 : 「あなたを忘れない」「「変わらぬ愛」など
《2024.05.12撮影・05.13投稿》
【 鞍掛や 鶴ヶ滝にも 五月晴れ 】(くらかけや つるがたきにも さつきばれ)
今日の石川県地方は見事な「五月晴れ」の一日、写真撮影画は昨年のものになりますが、同時期のよく晴れた午後に訪れた場所です。
今の時期の太陽、動植物のみならず、山々(鞍掛山など)や川の流れ(鶴ヶ滝)も含めて地球の万物が恩恵に・・・・・・感謝!!!
バードウォッチングや森林浴が楽しめる「鞍掛山(478m)」は、登山コースが沢山あり、健脚の度合いにより各コースをそれぞれ楽しむことが出来ます。
比較的低山にも関わらず高山植物が観られることもあって、秋口まで楽しむことが出来ます。
「鶴ヶ滝」は、五段に及ぶ滝で、高さの合計は30mほどにもなるとか・・・。写真のように二筋に流れる様は、「鶴の足」のようである。とのことで、滝名の由来となったと記されています。
「鞍掛山登山(ハイキング)」の時には、ぜひ途中にある「鶴ヶ滝」の「パチリ!」タイムをお薦めします。
※1「鞍掛山」: 馬の鞍に似ていることから命名された。
※2「鶴ヶ滝」: 広場には「鶴ヶ滝不動王」が祀られています。
※3「五月晴れ」: 「五月の清々しい晴れ」の他に「梅雨の晴れ間」という意味もあるが、ここでの季語は晩春として選択することにします。
《2023.05月撮影・2024.05.14投稿》
【 和洋門 雅楽の園が 聖母月 】(わようもん ががくのそのが せいぼづき)
尾山神社の神門は、和洋折衷の建築でステンドグラスを備えたデザインなどでも有名ですが、境内には江戸末期、「金谷御殿」内に作庭されました。(前田家が築いた最後の回遊式庭園)
当時は、逆サイフォンの原理で辰巳用水を導水していて、ここで使用されていた石管(石の中を筒状にくり抜いた)が、境内に現物展示されています。(現在は地下水を利用)
この庭園は「楽器の庭」とも言われ、雅楽演奏に使用される楽器の名が、島や橋に付けられています。
小さな島々に渡るための架橋がありますが、観察すると、日本人よりは外国人の方がはるかに多く足を踏み入れ楽しんでいたように感じました~(^^)
庭園散策には最高の季節到来です。ぜひお薦めします。
※1「和洋門」: 本文に記載の通り、神社仏閣の門としてはとても珍しい和洋折衷の建築デザインです。
※2「雅楽の園=楽器の庭」: 煉瓦の橋は「琴」を、中の島は、「琵琶島」など、雅楽の楽器名を採り入れた名前が多い庭園(旧金谷御殿庭園)。
※3「聖母月」: 緑の美しいこの季節のことを、カトリックでは「セイボヅキ=聖母月」と言う。
※4「灯ろう」: 写真で見る印象より現物を見ると、はるかに大きい(琴柱灯ろうくらい?)です。
ちなみに、この灯ろう、撮影にカメラを構えた際、どうも灯ろう側が「三脚を備えた一眼レフカメラ」のように見えて・・・ひょっとしたら、こちらが被写体だったのかも~と・・・(^^;
《2024.05.15撮影・投稿》
【 桐の花 葵御紋の 上に咲き 】(きりのはな あおいごもんの うえにさき)
金沢城内に至る坂の一つに「甚右衛門坂」があり、登り切った所には城内を管理する団体組織等の専用駐車場になっています。 同駐車場の西側には「桐の花」が見頃となりました。
尾崎神社との位置関係は、高木などに覆われて目視判断は難しいですが、この桐の木の下方に位置する尾崎神社の社殿は、加賀藩四代藩主前田光高公の曽祖父徳川家康公をお祀りするため、城内北の丸に建立されたが、後に陸軍省が駐屯することになり、城外に移築されて現代に至る(国の重要文化財)お社。
徳川家の家紋は「三つ葉葵=葵巴」で、花は「葵」、「桐」の花は、太閤豊臣秀吉公の家紋で「五七桐~太閤桐」です。
いずれも天下統一を成し遂げ「天下人」と呼ばれた武将です。
尾崎神社「東照大権現=徳川家康公=葵のご紋」より高い地に植林の「桐の木(花)」が・・。
毎年5月~6月のこの時期、高木の「桐の木」が薄紫色の花を咲かせ、目立つことからよく「パチリ!」ます。
※1「桐の花」: 花言葉は、「高尚」=(鳳凰は桐の木だけに止まる?とか?中国伝承)
※2「葵の花」: 花言葉は、「野心」「大望」「豊かな実り」等、開花時期7月~8月、桐の花が葉のみになった頃に咲きます。(歴史上・・・時系列みたいですね)
《2024.05.15撮影・05.16投稿》
【 国泰寺 二人静が おもてなし 】(こくたいじ ふたりしずかが おもてなし)
金沢の三寺院群のひとつ「寺町寺院群」で「六斗の広見」傍にある「国泰寺」の山門前には「二人静」が咲いていて・・・。朝から晴れてはいるものの風の強い一日、ふと散策の足が止まりました。
この付近、幾度となく訪れ、案内看板は立ち止まって読むことはあるものの、山門前の花が揺れている様子に足を止めたのは初めてです。
ここ「国泰寺」は、世界初のアドレナリン結晶化に成功し、また「タカヂアスターゼ」を発明した「高峰譲吉博士」の菩提寺であることは知っておりましたが、もう少し深く知りたくなって調べてみました。
詳しい解説は省略しますが、よく耳にする「ドーパミン」は「アドレナリン」の前に出る(全駆)物質で
このドーパを経て生成される。つまり、「動物の活動ホルモン」は、「チロシン⇒ドーパ⇒ドーパミン⇒ノルアドレナリン⇒アドレナリン」の順に生成される。(運動中はアドレナリンが全身を駆け巡っている)
「解からないことを調べれば調べるほど、わからないことがより増える」的になりますが・・・。
二人静が風に揺らぎ、今日のお参りと、「もっと調べてみてね~・・」と言うお誘い、「おもてなし」だったのかも・・・。
なお、前田家の利長公の正室「玉泉院二十五回忌法要」の折り、利常公がはるばる小松から訪れ、ここで装束を改めたと看板には記されています。
※1「国泰寺」: もと公儀町(現:長土塀)にあったお寺を1616年(元和2年)にここの地に再興された。
※2「二人静」:「一人静」と同様に「源義経の愛妻の名=静御前」、花穂が2本あることから「二人静」と
※3「六斗の広見」: 藩政時代に火災から延焼を防ぐために設けられた「火よけ地」が由来のスペース
※4「高峰賞」: 「高峰譲吉博士顕彰会」が毎年特に理科、数学に興味・関心が強く優秀な中学生に授与される。
《2024.05.17撮影・投稿》
【 新緑の 曙杉が 今の世に 邯鄲の夢 揺れぞ説きてか 】(しんりょくの あけぼのすぎが いまのよに かんたんのゆめ ゆれぞときてか)
河北潟干拓地に新緑の「曙杉=アケボノスギ=メタセコイア)並木が見事です。
「生きた化石」とも言われる(新生代第三期=約6500万年前から栄えていた)植物で、人類が誕生したのは500万年前ですから、ずう~っとずっと(地球上の)先輩?です。
昨今の乱れた人間社会、地球環境などに対する嘆き、怒りが、多くの並木から聴こえてくる感じがして「パチリ!」ました。
※1「邯鄲の夢」: 「枕中記」「邯鄲夢の枕」などとも”人の世の浮き沈みの儚さ”を説いた
※2「曙杉」: 「セコイア」に似た植物化石を発見して「メタセコイア」と命名された
※3「新緑と紅葉」: 曙杉は「新緑」も見応えありますが「紅葉」はまた違う趣がありとても綺麗です。
《2024.05.18撮影・投稿》
5月19日(日)から「その8」に移ります
5月19日(日)から「その8」に移ります