〈今日の一枚と一句〉「その18(2024.10.20~11.03)」
【 湯上りに 棘太鼓や 秋の宿 】(ゆあがりに おどろだいこや あきのやど)
食べ物が美味しい季節になりました。
久しぶりに、温泉と料理が評判の宿に、京都の友人ご夫婦と供に出かけました。
美酒と美味しい料理を堪能した後、しばらくして二度目の温泉湯に・・・と向かうと「おどろおどろした」出で立ちの打ち手数人が「加賀一向一揆太鼓」の「のぼり旗」の下、怪しい光を浴び、館内を揺るがす大きな太鼓の響きと、卓越したバチさばき・・・しばし見惚れて、湯に向っていた自分のことを忘れる始末・・。
最近は、大手の旅館であっても宿泊客に披露する催し物がなくなってきた中、「おもてなし」のショータイムがあって、団体旅行、慰安旅行等々、古き良き時代の「昭和」を懐かしむことのできた時間でした。
※1「棘太鼓」: 見た目にも「棘=おどろ(おどろ)」とした衣装と振舞の打ち手が「演ずる太鼓」の様
※2「一向一揆」: 「加賀の本願寺門徒」らを中心に形成された「一揆軍」が城に立て籠る「守護大名」を攻め滅ぼした事件(1474年)
※3「一向一揆太鼓」: 鍬や鎌、竹槍を手に鬼面を被って立ち向かった(様子)で演ずる太鼓演奏
《2024.10.10撮影・10.20投稿》
《お願い》
【2024.10.21日投稿分から順にご覧いただくには、ここを「CLICK」又は「タップ」してください】
【 護国山 金桂香りて 月も見ゆ 】(ごこくさん きんかかおりて つきもみゆ)
金沢市内「小立野寺院群」に建立の「護国山 法円寺」では、門前や、敷地内に植林の「金木犀」の芳香と小さなオレンジ色の花が、いま見事です。
今日の気温は平年並みとのことだが、放射冷却現象?なのか、少し寒い朝でした。
すっかり晴れた秋の青空にはまだくっきりとした月も見えて・・・。
朝の散歩や、金沢マラソン(KM)が近いこともあってか、力強い走り・ジョギングの域を超えたスピード重視の走り方をみせる若者が普段より多いように感じました。
前田利家公が、能登(現在の七尾市)にいた時「宝円寺」を、また、金沢城主となって「護国山宝円寺」を建立・開祖となって、七尾のお寺は「長齢寺」に改名されたとのこと。
幾度かの大火による焼失などの被害を受けながらも、代々前田藩の菩提寺として今に歴史を刻むお寺で、同寺の「山門」や「本堂」などは「国の重要文化財に指定」されている。
この爽やかな季節に、一度訪ねられてはいかがでしょうか・・・。
※1「護国山」: 「(山号) 曹洞宗宝円寺
※2「金桂」: 「きんか=金木犀の別名」、原種の「銀木犀=白色の花)」に対する「金木犀=オレンジ色」花色に由来する
※3「月も見ゆ」: 月が見えている様子
《2024.10.21撮影・投稿》
《お願い》
【10月22日投稿分以降をご覧いただくには、ここを「CLICK」又は「タップ」してください。】
【 石段を 昇りる社や 新松子 】(いしだんを のぼるやしろや しんちぢり)
選挙カーが行き来する市内、どんよりと曇った空、小雨がぱらつく時間帯もありました。
ここ「椿原天満宮」は、菅原道真公を祀り、前田家の祈願所でもあった神社です。
「能登半島地震」の影響で、境内のあちこちに「黄色と黒の縞模様のテープに囲まれたエリア(危険につき侵入禁止)」や、所々に、立入禁止区域を示す「三角錐のコーン」が置かれていて・・・。
堅牢な土台であっただろうと見て取れる「狛犬の一体」が崩れ落ち、「対」をなしていない状態になっていました。
狛犬は、二体で「一対(いっつい)」ですが、難を逃れた一体の狛犬は、姿形こそ逆立ちをしていますが、その表情はとてもとても悲しそうで・・・。
鳥居から拝殿までは何段もの石段が連続します。
その途中には、いろんな草花や樹木を観ることが出来ます。
また、所々に植樹の松の木には、青々とした「松毬=松笠=マツカサ」が沢山付いてました。
松笠が落ちてくるまでの期間は一年くらい? ま、そのうちに種の放出が始まった後に強い風が吹くと順に落ちてきて、拾うことが出来ます。
金銀のスプレーで色合いなど吟味しながら細工・加工して、クリスマスや年末年始を飾るデコレーションとして楽しまれてはいかがですか・・・。
※1「社」: 「やしろ=髪を祀るために地を清めた場所」、「神社」など
※2「新松子」: 「しんちぢり=松ぼっくり=松笠」今年新しくできた松毬(まつかさ)
※3「逆狛犬」: 以前投稿の記事参照
《2024.10.22撮影・投稿》
【 人もなく がっばの神の 秋景色 】(ひともなく がっぱのかみの あきげしき)
ひと昔前は、夏から秋にかけて小さな子供の頭にできる湿疹(がっぱ)が悩みの種で、痒がる子供と親が参拝したと伝わる「神さま=塔」の前には、訪れた時には、人の気配はありませんでした。
現代は、医者(皮膚科?)に行かずとも、近くのコンビニで簡単に手にすることが出来るようになった一部の医薬品・・・。
痒い症状がでた時に対応できる常備薬、文字通り常に備える家庭が増えました。
「がっぱの神様」とは、(立て看板の説明書き)によると、「この地方の方言で、頭にできた湿疹のこと、(中途省略)昔のように頭に湿疹のある子は、今は全く見られない。先に親とお参りして、全治すると「おはぎ餅」を供えて(お礼?)お参りした」と書かれています。
この塔の前には、一部くり抜かれた石柱(月と太陽の形)のようにも見えます。
あまり見たことがない杭状の柱(一対)が建っており、塔そのものの言われと併せて、当時の様子などについて詳しく知りたいと思いました。(太陽と月が
※1「がっぱの神」: 文中に記載したとおり。TVで放映される「がっばクラブ」とは発音は同じようですが、意味合いが少し異なるように思います。
※2「撮影場所」: 「椿原天満宮」参道を登る途中の一角(お参りするには石段から右外に外れる場所)
《2024.10.22撮影・10.23投稿》
【 ふくろうも 里を憂いて 珠洲の秋 】(ふくろうも さとをうれいて すずのあき)
そろそろ「秋冷」という表現に違和感を覚えないほどの朝晩の気温・・・日中はそれなりに暖かさはあるものの、めっきり秋らしい空気や風景に変わってきました。
写真は「珠洲焼」の「ふくろう」です。
作家さんの作品で、「クラウドファンディングの仕組み」にも似た形での「復旧復興支援」の気持ちを込めて買い求めました。
北陸は例年、この頃を境に、深秋~木枯らし~初雪~へと風景・季節感が変わっていきます。
写真は珠洲焼の作家作の「ふくろう=香炉(仕様)」です。
「珠洲焼の作家」として名乗るには、当然それ相当の資格認定がなされているわけですが、同作家さんの作品も種類が多く、沢山魅力的な作品がある中、この「フクロウ」君が、我が家の住人に仲間入りしました(「フクロウ=ふくろう=ミミズ」)。
心なしか、(眺める角度にもよりますが)今日の「ふくろう君」は、憂いる表情に見えて・・・。
一日も早く復旧・復興が叶って、暖かい生活が日常的になりますように・・・。
※1「ふくろう」: 「ミミズク」など、地域によって多数の呼び方がある
※2「珠洲」: 「能登半島地震」や「集中豪雨」の被害を被った奥能登地域
《2024.10.24撮影・投稿》
【 噴水も 渇いて池や 秋乾く 】(ふんすいも かわいていけや あきかわく)
兼六園の曲水関係は、10月21日~25日の間、噴水の池を含めて工事のために普段とは異なる様子をみせていました。
兼六園等に関連した「ガイドブック」や「ネット検索」においても、情報の一部が間に合っていなかった?と、訪れた観光客との会話の中で知りました。
大きな「園」であることから、能登半島地震で影響を受けたと思われる石垣の一部の修繕や、定期的メンテナンスなど、で所々に工事車両が入っていました。
運不運なのでしょうか、旅行日程の関係から、人気スポットと言われる場所が壊れたり、修繕などの工事であったりする場面に遭遇することは、時々あります。
考え方ですが、たまたま訪れた時に目にした「希な出来事」と捉え、旅日記に一行付記しようと・・・。私は思っていますが・・・・。(あまり目にすることのない希な風景でした
※1「噴水」: 兼六園の「霞が池」を水源とした噴水、動力を使わない噴水では、日本最古のものと言われていると「立看板」に記されていました。
※2「渇いて」: 水がない、水が少なくて、[ほぼ渇いている」ような様
※3「秋乾く」: 「秋になって食欲が増すこと=秋の季語」と「渇く」と「乾く」を並べることによる「言葉遊び」…です。
今日は、「川柳風」にて失礼しました。
《2024.10.25撮影・投稿》
【 秋日和 尊頭上に 鳥一羽 】(あきびより みことずじょうに とりいちわ)
あと1週間ほどで開始される「雪吊り」の準備が整った兼六園内、銘木にはその綱が既に取り付けられ、それが解放される時を待つ時期となりました。
今日は比較的温かい日になりました・・・。
突然、「罰当たりめが~!」と叫びたくなるような出来事、同園に設置の「日本武尊像=ヤマトタケルノミコトゾウ」の頭上に1羽の鳥が留りました。(不信心)
紅葉の時期が平年より1週間ほど遅れていると、報道されている日本各地の秋、同銅像の「不思議な謎・言い伝え」などを説明するガイドの皆さんが、「この像には不思議なことが沢山あります…銅像の上を鳥が飛んだりしないし、ましてや留まることはない・・・」趣旨の説明をされている最中に、な・なんと、1羽留まったのです。
この信じられない光景に、ガイドさんも観光客の皆さんもビックリ!!
「なぜ鳥が留らないのか」などについて研究し「イグノーベル賞」を受賞された学者さんの分析・解説を見事に裏切る?現実を目の当たりにしました(^^;
この「銅像に関するあれこれ」については、過去に投稿しておりますので、詳しい説明は省略しますが、今日は珍事件に遭遇し、「パチリ!!」ました。
※1「不信心」: 「ふしんじん=神仏を信じない(ふとどき者)、失礼極まりのない様
※2「尊」: 「季節は秋」能登半島地震にも耐えた凛々しい姿の日本武尊像
《2024.10.26撮影・投稿》
【 山査子や 眺めこそすれ 高嶺かな 】(さんざしや ながめこそすれ たかねかな)
兼六園の「蓮池庭エリア」内で、「噴水」から「桂坂口(出入口)」に向かう一角に「山査子」が赤い実を付け、柵内の地面に沢山落ちています。
訪日外国人観光客から「これは食べられる実なのか?」と聞かれたので、「don’t take it」と応えたら、「Poison?=毒?」と質問されたので、「You can eat it but you can’t take is away=食することは出来るが、取ることは出来ない?」と返したが・・・・果たして意味を分かってくれたのかどうか・・・。
笑顔で手を振って帰って行ったので・・・ま、いっか~~(^^;
ちなみに、これを食する機会があって一度口にしたことがあるという先輩の話しでは、「リンゴあじ」だとのこと。
※1「山査子」: 「さんざし」は、薬効として「消化不良や胃腸の炎症に効果がある
※2「眺めこそすれ」: 「眺めることはするけれど=眺めるだけ」の意
※3「高嶺」: 「高嶺(の花)「たかね」は、高い山、高い嶺のことで、遠くから眺めるだけで手に入れられない の意
《2024.10.26撮影・10.27投稿》
【 末枯るる 投網のごとき 梢かな 】(うらがるる とあみのごとき こずえかな)
今朝は、まだ小雨の残る金沢城公園内の散歩を楽しむことにしました。
「四十間長屋跡」の前と、菱櫓に向かう小径の様子は、もうすっかり秋の装い・・・。
このスポットは、以前に関連する記事を何度か投稿しましたが、「秋」の様子をお伝えするのは今回が初めてとなります。
並木は「桜」ですが、夫々が「越年~次の春支度」に入ったようで、木々の下には沢山の落ち葉が辺りを彩っていました。
金沢の冬景色・・・そろそろ「鉛色の空?」に覆われる冬がやってくる・・・。
葉が枯れる時(冬が近づくと)は、木々の枝先や葉先から枯れる(もののあわれ???)。とのこと。
大木に近づいて下から空を見上げると、まるで空を目掛けて放った「投網」の様にも見え、また所々に残る赤く色付いた葉が、網に掛かった魚のように映りました。
※1「木枯るる」: 「未枯れる」草木の葉が末の方から枯れる(季語:秋)
※2「投網」: 「網漁」の一種で、魚がいると思われる所に手で投げ入れる方式
※3「梢」: 「こずえ =こぬえ=木の幹や枝の先」又は木の先など
《2024.10.28撮影・投稿》
【 加賀の城 百花繚乱 草紅葉 】(かがのしろ ひゃっかりょうらん くさもみじ)
毎年この時期になると、金沢城の石川門から河北門に向かう分岐付近に、石川県のPRキャラクター「ひゃくまんさん」が沢山の花で囲まれます。
と言うより「花でひゃくまんさんを描く」といった表現の方が良いかとも・・・。
ここをバックに記念撮影する観光客も大勢いますが、「ゆるキャラ」?としてはまだまだ全国的に知られていない??かもしれません。
奥に「菱櫓」や「五十間長屋」をひかえ、「河北門」も写し込むことが出来る「撮影スポット」として人気があるようです。
気温が低くなって「花もち」には良い環境になったとは言うものの、「花の命は何とやら・・・」で、綺麗さを維持することはむずかしいのか、そんなに長くはもたないようですが、この時期、城内のあちこちに多種多様な「草花の秋」が楽しめます。
※1「加賀の城」: 「金沢城」の意
※2「百花繚乱」: 「いろんな花が咲き乱れること」、「秀でた人が多く輩出され賑わいのあること」の意
※3「草紅葉」: 晩秋に山野の草花が色づいて紅葉のごとく見える様
《2024.10.25撮影・10.29投稿》
【 裏門や 啄木鳥の来て 開くかな 】(うらもんや きつつきのきて ひらくかな)
この頃、温かい日に恵まれ たとしても日中帯で、朝晩は季節相応の気温となってきました。
コンコンと木をツツク音、毎年この時期になると金沢城内の本丸跡辺りに植林の木?から聴こえてくることがあります。
ツツク理由は、樹皮を剥がしたり穴を開けて木の中に潜んでいる虫を食べることや求愛・縄張り宣言(ドラミング)のためだとか。
なお、子育て用の穴も開ける(営巣)が、自力で穴を開けられない小鳥や小さな動物がこれを利用するなど生態系の確保にも貢献する働き・・・とも。
啄木鳥が「石川門」の門柱や門板をコンコンとツツイた後に、(決してこのせいではないが、たまたま)開門される・・・と、その場面を想像してみると、とても笑えて楽しい(^^;
写真の門は「石川門(金沢城裏門)」で、創建からは4百年以上経つが、火災や地震などの災害により再建や大規模修理(1814年=文化11年)を経て現在に至る>
※1「裏門」: 「石川門」以前の投稿記事参照
※2「啄木鳥」: 「キツツキ=木つつき」文中に記したとおり
※3「季語」: ※2の鳥「秋」
《2024.10.30撮影・投稿》
【 銀杏に 遅れてなるか モジジバフ(ゥ) 】(ぎんなんに おくれてなるか もみじばふぅ)
金沢市広坂2丁目にある「金沢広坂合同庁舎」の北東角と尾山神社の南側に植林の銀杏(イチョウ)の木は、既に見事な黄色(の色付き)に色付いた風景に変わりました。
毎年この時期は、近くにある「アメリカフゥ」並木が撮影スポットとして新聞などマスコミに多く取り上げられますが、今年の紅葉は平年に比べて一週間程度遅れているようで、一部の木が紅葉し始めた程度で、まだまだの感があります。
訪日外国人の「お国の秋」は、日本のように四季がはっきりとしない所もあってか、この時期は特に、一眼レフカメラを首から下げた「カメラマンスタイル」の方達を多く見かけます。
昔は「眼鏡をかけてカメラを首から下げているのは日本人」とまで言われた時代がありましたが・・・・。
そんなこんなで、秋を迎え始めた金沢市内の様子でした。
※1「銀杏」: 「イチョウ=ぎんなん」実は美味しく食することが出来ます
※2「アメリカフゥ」: 「モミジバフゥ=アメリカフゥ」は先が5つに分かれている
※3「季語」: 秋
《2024.10.31撮影・投稿》
【 石垣も 時に紅差し 楓かな 】(いしがきも ときにべにさし かえでかな)
金沢城の「いもり坂」登り口付近に積まれた石垣の狭間に紅葉した楓の葉が一枚挟まっていました。
今の時期にしか見られない風景で、石垣が続く殺風景の中にひときわ「紅色」が目立ちます。
写真撮影の後に発見したのですが、よく見ると右上の石が「はにかむ人の顔」にも見えてきて・・・。
石垣の石も、時には「紅を差す(化粧する)」ことで、嬉しいのか?恥ずかしいのか?・・・。
自然が造り出す芸術には、いつも驚かされます。
※1「紅差し」:「頬紅を付けて化粧する」また「口紅を付ける」の意
※2「楓」: 「カエデ=フウ」 (カエデ科カエデ属の植物の総称)
《2024.11.01撮影・投稿》
【 かさこそと 芝生を泳ぐ 枯れ葉かな 】(かさこそと しばふをおよぐ かれはかな)
金沢城の出丸「玉泉院丸庭園」のいたるところに色とりどりの落ち葉が広がっていて、毎日施されるメンテナンスが大変です。
かさかさ、ごそごそ・・・吹く風によって裏返ったり舞い上がったりして、これを観察するととても面白い動きをします。
望遠レンズとしたカメラアングルで探すと、熱帯魚のような葉を見付けました。
葉と芝生に水分があると動きませんが、乾いてくると、芝生を海のようにすいすい進み、まるで生きているかのようです・・・角度によっては「イルカの赤ちゃん」が海から顔を出したかのようにも見えてきます。
しばし、枯れ葉ウォッチングで見付けた落ち葉たち、明日、もう一枚投稿する予定です。
※1「芝生を泳ぐ」: 時折吹く風で枯れ葉が進む様子は「芝生が海にも見える」の意
※2「季語」: 枯れ葉(秋)
《2024.11.01撮影・11.02投稿》
【 枯れ落葉 どれもこれもが 行方かな 】(かれおちば どれもこれもが ゆくえかな)
落ち葉に人や動植物の表情を重ねると、とても面白い?変わった?表現に見えたり(頭に)浮かんできます。
「笑顔」「泣き顔」「魚」や「動物」、この写真では「不安・心配・困惑」が葉の表情に現れているように見えてきました。
若い時、現役時代には「24時間戦えますか!?日本のビジネスマン!!」風のCMが流れていました。
当時は「○○パワハラ」「〇○ハラ」などの表現や類する社会的な風潮も少なかった時代・・・。
今年の暑い夏を頑張って耐えた「木の葉=末端の社員」も、いよいよ幹・枝(組織)から離れる時(退職)を迎えました。
この先どうなるのだろうか??と、困惑の表情にも見えてくる落ち葉「一葉」・・
(ちなみに、写真を横にすると「カレイかヒラメ」に見えますので、試してみてください。)
※1「枯れ落葉」: 枯れて落る(時期を迎えて)葉
※2「行方かな」: 「どこに行くのかな?」「たどり着く先はどこなんだろう?」の意
《2024.11.01撮影・11.03投稿》
11月4日(月)から「その19」に移ります